ランブータン Rambutan は東南アジア原産のムクロジ科の中型から大型の熱帯の常緑樹で、12~20メートルの高さに成長します。果実は長さ3~8cm、幅2~4cm の円形から楕円形状の丸い核果で、10~20個のまばらな集まりをなします。革質の果皮は赤みを帯び(まれにオレンジまたは黄色)、しなやかな肉質の棘で覆われています。果肉はブドウをとても連想させ、甘く、穏やかな酸風味、半透明の白っぽい、あるいは、非常に淡いピンク色です。
通説では、ランブータンの名前の由来は、インドネシアとマレーシアで生まれたと信じられています。ランブータン rambutan はマレー語/インドネシア語で、「毛むくじゃらな」を意味します。「毛」「髪」を意味する rambut の単語に接尾辞-an(~もの)が付いて「毛の(生えた)もの」という語義を持ちます。また、ベトナムでは果実の外皮を覆っている棘により、チョムチョム chom chom(「乱雑な髪」を意味する)と呼ばれています。
ランブータンの最古の記録は、マレーのジャングル部族の集落の周りで栽培されていたことを示していますが、正確な中心的起源地は不明です。タイ、ベトナム、フィリピン、また、東南アジアの他の場所で自然に成長しているものの、その正確な自然分布は知られていません。ランブータンは、ライチ lychee、ロンガン longan、メリコッカノキ mamoncilloを含むいくつかの他の食用トロピカルフルーツに密接に関連し、よく似た果実の構造を持ちます。ランブータンは、タイ、ビルマ、スリランカ、インドへの西方に、また、ベトナム、フィリピンへの北方に広がる場所から、インドネシア群島の原産とも言われています。
東南アジア特有のホームガーデンと呼ばれる、民家に付属した自給用の果樹園や、小規模な果樹園で商業的に栽培されています。ランブータンは、東南アジアで最もよく知られている果物の一つであり、また、中米、アフリカ、カリブ海諸島、コスタリカ、パナマ、インド、インドネシア、フィリピン、スリランカなどの熱帯地方の他の場所でも広く栽培されています。また、商業的にはタイが最大の生産国です。ランブータンの生産はオーストラリアで増加していますし、ハワイでは1997年には、生産されたトップ3のトロピカルフルーツの1つでした。
マレーシアでは、ランブータンは通常、乾期後の雨に反応して、3月から7月、そして再び、7月と11月の間に花を咲かせます。開花期間は地域により異なります。果実は開花後15~18週で成熟します。長い結実期は晩秋から初冬にかけて、短い結実期は晩春から初夏にかけてとなります。平均的な大きさの木は5,000~6,000個、あるいはそれ以上の果実をつけます。重量にすると60~70kgです。
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06 January 2014
22 July 2013
バナナ Banana
「バナナの木」と言われたりしますが、実際には木本ではなく草本の多年草です。その意味では、バナナは正確には果物ではなく野菜(果菜)に分類されます。数メートルの高さに伸びた茎のような部分は偽茎(仮茎)と呼ばれ、実際には、葉鞘が幾重にも重なり合っているもので、茎は地下に短く横に這います。
花(花序)は偽茎の先端から出て下に向かってぶら下がり、1本の果軸に複数の果房がつき、成長してバナナの房になります。各果房は10本から20本程度の果指から成り、果指一つ一つが成長して一本のバナナになります。尚、開花は一本の偽茎につき一回のみで、開花後は枯れてしまいます。
果皮の色は品種によって異なり、一般的に知られるものは緑色から黄色ですが、桃色から紫まで多様です。収穫後時間が経過するにつれて皮の表面に浮かぶ黒い斑点状のものをスウィートスポット 、または、シュガースポットと呼び、簡単な熟成のバロメータとなります。
バナナは熱帯地域を中心に世界の広い範囲で栽培されています。FAOの統計によると、2009年の時点で果物バナナの全世界での年間生産量は9581万トン、料理用バナナの全世界年間生産量は3681万トン、総計は13262万トンです。バナナは熱帯地域から世界市場へ長距離輸送しなければならないため、貯蔵寿命を長くするために、果実が成熟する前に収穫されます。果実は慎重な取り扱い、ポートへの迅速な輸送、冷蔵配送を必要とされます。13℃で3~4週間の貯蔵および輸送を可能にします。主な輸入国はアメリカで、1998年から2000年の統計では世界の全輸入量の33%を占めていました。次いで、ECが27%、日本8%となっています。
生食用バナナは、多くが大規模なプランテーションで栽培されます。生産量ではインドが28%を占めますが、ほとんどはインド国内で消費されているため、輸出量ではラテンアメリカ諸国が8割を占めます。これは、ラテンアメリカ諸国およびフィリピンにおいてはバナナが当初から輸出産業として開発されたのに対し、インドやアフリカなどでは先ず自給用や国内消費用に生産の主眼が置かれているからです。
キャベンディッシュ種などのデザート用バナナは、皮を剥いてそのまま、或は、ケーキやヨーグルトに入れるなどして生食されます。牛乳や氷などとともにミキサーにかけてジュースにすることもあります。なお、乾燥させたものはバナナチップ(ドライバナナ)として販売されています。
料理用バナナも東アフリカや中央アフリカでは主食とされる重要な作物であり、世界のバナナ生産量のほぼ4分の1を占めます。生産量としてはウガンダが飛びぬけて多く、2009年には951万トンと料理用バナナ生産量の4分の1を占めています。料理用と生食用を合わせると、ウガンダのバナナ生産量はフィリピンを抜いて世界第2位となります。
バナナの揚げ物としては、バナナチップスのように薄く切ってパームオイルで素揚げにしたもの(パームシュガーの黒蜜をかけたものもあります)、マレーシアでは衣をつけて揚げたピサンゴレン(Pisang goreng)が人気のデザートです。バナナのパンケーキは、バックパッカーや南アジア・東南アジアの旅行者の間で人気があるようです。
バナナの葉は柔軟性と防水性があるので、調理器具や食器として用いられます。インドカレーやミーゴレンがバナナリーフの上に盛り付けられたりします。
バンレイシ Sugar apple
バンレイシはバンレイシ科バンレイシ属の植物またはその果実。別名 釈迦頭(しゃかとう)。英語ではsugar
apple(シュガーアップル)。中国語では「蕃茘枝」(ファンリージー)、インドネシア語ではSrikaya(スリカヤ)と呼ばれます。
原産地は西インド諸島、ペルーなど中南米。樹木は多年生半落葉性の低木で6~8mに成長します。花期は4月から6月で薄緑色の花が咲きます。原産地の他、アメリカのフロリダ州、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシアなど東南アジアでも広く栽培されています。7月から翌年1月にかけてが収穫期で、年に2回収穫できる木もあります。生食用の果実として出荷される他、アイスクリームの副原料としての需要もあります。
果実の表面は緑色で凹凸があり、変色した黒い斑点があります。形状が螺髪を持つ仏像の頭部に見えることから釈迦頭とも呼ばれています。果肉は白いシャーベット状、クリーム状で、中に小豆ほどの大きさの黒い種子が複数入っています。味は非常に甘味が強く、ねっとりした果肉の中にジャリジャリとした砂糖の粒を噛むような食感があります。このジャリジャリした歯ざわりは、果肉中に梨と同じ石細胞が多く含まれているためです。英名のSugar appleはこの食感から付けられました。
流通は完全に熟さない状態で出荷され固い状態ですが、食べごろに熟すと短期間に果肉がシャーベット状からクリーム状になり崩れ易くなります。運搬には細心の注意が必要で、また長期の保存と運搬に向かないことから、日本にはほとんど輸入されていないようです。
レッドアテス red sugar-appleは、釈迦頭の改良品種か突然変異種とみられ、釈迦頭と同じ果実の形状で、果皮の色が赤紫色をしています。世界的に栽培量が少ないことからか、あまり市場には流通していないようです。掲載した写真は、レッドアテスのように見えます。
原産地は西インド諸島、ペルーなど中南米。樹木は多年生半落葉性の低木で6~8mに成長します。花期は4月から6月で薄緑色の花が咲きます。原産地の他、アメリカのフロリダ州、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシアなど東南アジアでも広く栽培されています。7月から翌年1月にかけてが収穫期で、年に2回収穫できる木もあります。生食用の果実として出荷される他、アイスクリームの副原料としての需要もあります。
果実の表面は緑色で凹凸があり、変色した黒い斑点があります。形状が螺髪を持つ仏像の頭部に見えることから釈迦頭とも呼ばれています。果肉は白いシャーベット状、クリーム状で、中に小豆ほどの大きさの黒い種子が複数入っています。味は非常に甘味が強く、ねっとりした果肉の中にジャリジャリとした砂糖の粒を噛むような食感があります。このジャリジャリした歯ざわりは、果肉中に梨と同じ石細胞が多く含まれているためです。英名のSugar appleはこの食感から付けられました。
流通は完全に熟さない状態で出荷され固い状態ですが、食べごろに熟すと短期間に果肉がシャーベット状からクリーム状になり崩れ易くなります。運搬には細心の注意が必要で、また長期の保存と運搬に向かないことから、日本にはほとんど輸入されていないようです。
レッドアテス red sugar-appleは、釈迦頭の改良品種か突然変異種とみられ、釈迦頭と同じ果実の形状で、果皮の色が赤紫色をしています。世界的に栽培量が少ないことからか、あまり市場には流通していないようです。掲載した写真は、レッドアテスのように見えます。
20 July 2013
スターフルーツ Starfruit
スターフルーツ(starfruit、carambola)は、カタバミ科ゴレンシ属の常緑の木本。和名は五歛子(ごれんし)。原産は南インドなどの熱帯アジアです。東南アジア全域の他、中国南部や台湾、ブラジル、カリブ海周辺、アメリカのフロリダ、ハワイなど、熱帯から亜熱帯地域にかけて広く栽培されています。マレーシアはスターフルーツ生産の世界的なリーダーです。名前は和名も英名も、果実を輪切りした時の形が五芒星型をしていることに由来しています。中国語でも五斂子(ウーリエンズー)と言いますが、現在は楊桃(羊桃)(ヤンタオ)が一般的のようです。
木は急速に成長し、一般的に4~5年で実が生ります。果実の長さは5~15cmで、皮は薄く滑らかな蝋状で輝きがあります。果肉は半透明の淡黄色。生で食べたりサラダや砂糖漬けなどで食用されます。味はスッキリした甘さと酸味があります。シャキシャキした食感ですが、とてもジューシーで噛むと口の中に果汁が溢れます。喉が渇いているときに、冷やした果実を食べると格別に美味しいです。皮は食べられるのでむく必要はありません。食物繊維を多く含む(果実100g当たり2.8g含有)のも特徴です。
熟すと果実の色が緑色から黄色に変わりますが、熟し過ぎる前の少しだけ青みが残っている時期が食べ頃です。緑色の果実を熟させるために、20℃前後の室温で保存しますが、糖度の増加はありません。熟した後は冷蔵庫で保管します。
シュウ酸塩を微量に含み、健康な人体に摂食された場合は腎臓にて濾過され、体外に排出されるので問題になりませんが、腎臓に機能不全を有する場合は、体内に残されたシュウ酸が体内血液中のカルシウムイオンと強く結合するため、シュウ酸カルシウム結石症になる可能性があります。腎臓結石を患っている人には有害であり、しゃっくり、嘔吐、精神錯乱などの症状が出るようです。
木は急速に成長し、一般的に4~5年で実が生ります。果実の長さは5~15cmで、皮は薄く滑らかな蝋状で輝きがあります。果肉は半透明の淡黄色。生で食べたりサラダや砂糖漬けなどで食用されます。味はスッキリした甘さと酸味があります。シャキシャキした食感ですが、とてもジューシーで噛むと口の中に果汁が溢れます。喉が渇いているときに、冷やした果実を食べると格別に美味しいです。皮は食べられるのでむく必要はありません。食物繊維を多く含む(果実100g当たり2.8g含有)のも特徴です。
熟すと果実の色が緑色から黄色に変わりますが、熟し過ぎる前の少しだけ青みが残っている時期が食べ頃です。緑色の果実を熟させるために、20℃前後の室温で保存しますが、糖度の増加はありません。熟した後は冷蔵庫で保管します。
シュウ酸塩を微量に含み、健康な人体に摂食された場合は腎臓にて濾過され、体外に排出されるので問題になりませんが、腎臓に機能不全を有する場合は、体内に残されたシュウ酸が体内血液中のカルシウムイオンと強く結合するため、シュウ酸カルシウム結石症になる可能性があります。腎臓結石を患っている人には有害であり、しゃっくり、嘔吐、精神錯乱などの症状が出るようです。
19 July 2013
マンゴー Mango
マンゴー(檬果、芒果)は、ウルシ科マンゴー属の果樹、また、その果実。原産はインドからインドシナ半島周辺と推定されています。インドとフィリピンの国の果実。インドでは4000年以上前から栽培されていて、仏教の経典にもその名が見られます。インド・メキシコ・フィリピン・タイ・オーストラリア・台湾が主な生産国で、現在では500種以上の品種が栽培されています。
マンゴーの木は常緑高木で、樹高は40メートル以上に達する世界で最大の果物の木です。開花と結実時期は地域により差があります。果実は系統によって長さ3~25センチ、幅1.5~15センチと大きさに開きがあります。果皮は緑色から黄色、桃紅色などと変異に富むが、果肉は黄色から橙紅色で多汁。果皮は強靱でやや厚く、熟すと容易に剥けます。未熟果は酸味が強いが、完熟すると濃厚な甘みを持ちます。
熟した実を生のまま食べるのが一般的ですが、プリン・ジュース・ドライフルーツなどにも加工されます。マンゴープリンはマレーシアで人気があります。また、未熟果を塩漬け・甘酢漬けにしたり、ロジャRojak というサラダ料理に入れたりします。栄養面では、特にビタミンAやβ-カロテンが多いようです。
マンゴーはマンゴールという接触性皮膚炎(かぶれ)の原因となる物質が含まれているので、高確率でかぶれを引き起こすため注意が必要。痒みを伴う湿疹などのかぶれ症状は食べてから数日経って発症・悪化する場合があるとのこと。数年前、このことを知らずに素手で果実に触り、その後、手を洗わなかったので身体のあちこちがかぶれ、半月~1ヶ月近く湿疹で痒かった記憶があります。記事書いてたら、目の周囲や腕や脚がちょっと痒くなってきた感じ。果実の写真を撮るのに素手で触ったからかな~、手も洗わなかったしw
マンゴーの木は常緑高木で、樹高は40メートル以上に達する世界で最大の果物の木です。開花と結実時期は地域により差があります。果実は系統によって長さ3~25センチ、幅1.5~15センチと大きさに開きがあります。果皮は緑色から黄色、桃紅色などと変異に富むが、果肉は黄色から橙紅色で多汁。果皮は強靱でやや厚く、熟すと容易に剥けます。未熟果は酸味が強いが、完熟すると濃厚な甘みを持ちます。
熟した実を生のまま食べるのが一般的ですが、プリン・ジュース・ドライフルーツなどにも加工されます。マンゴープリンはマレーシアで人気があります。また、未熟果を塩漬け・甘酢漬けにしたり、ロジャRojak というサラダ料理に入れたりします。栄養面では、特にビタミンAやβ-カロテンが多いようです。
マンゴーはマンゴールという接触性皮膚炎(かぶれ)の原因となる物質が含まれているので、高確率でかぶれを引き起こすため注意が必要。痒みを伴う湿疹などのかぶれ症状は食べてから数日経って発症・悪化する場合があるとのこと。数年前、このことを知らずに素手で果実に触り、その後、手を洗わなかったので身体のあちこちがかぶれ、半月~1ヶ月近く湿疹で痒かった記憶があります。記事書いてたら、目の周囲や腕や脚がちょっと痒くなってきた感じ。果実の写真を撮るのに素手で触ったからかな~、手も洗わなかったしw
18 July 2013
チャン・プダッ Cempedak
Cempedak はクワ科パンノキ属の常緑高木で、ジャックフルーツと同属です。原産は東南アジアのインドネシア、マレー半島からニューギニアです。アンドラ・プラデシュAndhra
Pradesh、タミル・ナードゥ州Tamil Nadu、インドのケララ州Keralaなど栽培されています。さらに、木はクイーンズランドにも導入されています。
Cempedakの木は、殆どは高さ10m程度ですが、20mに成長するものもあります。強靭、且つ耐久性があるので、家庭用家具またはボートの建築材料として頻繁に使用されています。繊維状の樹皮はロープを作るために使用されます。また、木から黄色染料を造れます。
果実はドリアンのシーズンが終わる頃から市場に出回ります。果実は円筒形で、長さ20~35cm、直径10~15cm、世界最大の果実と言われているジャックフルーツと比べると小型ですが、大型の果実に分類できます。表皮は薄く、茶色、黄色、緑がかっていて、多角形の隆起した模様を持ち、とてもグロテスクな姿をしています。
果肉は種の周囲に付いていて、黄色がかったオレンジ色で、甘い香りがし、クリームのように柔らかですが、ちょっと繊維質です。味はジャックフルーツと同様に非常に甘く、蜜を舐めているようです。マレーシアの路上では果実を天ぷらにしたもの(Cempedak Goreng)も売られています。種子は、揚げたり煮たり焼いたりした後、皮をむいて、少し塩を付けて食べられます。
マレーシアのパハン州クアンタンに、Teluk Cempedakという有名なビーチがあります。
外皮は柔らかく、素手で皮を剥いて実を取り出せます。皮はとても粘着性の高い液を含んでいるので、手がネバネバ、ベトベトになり、洗ってもなかなか落ちません。そこで、ビニール手袋とかビニール袋で手を覆い皮を剥きます。
Cempedakの木は、殆どは高さ10m程度ですが、20mに成長するものもあります。強靭、且つ耐久性があるので、家庭用家具またはボートの建築材料として頻繁に使用されています。繊維状の樹皮はロープを作るために使用されます。また、木から黄色染料を造れます。
果肉は種の周囲に付いていて、黄色がかったオレンジ色で、甘い香りがし、クリームのように柔らかですが、ちょっと繊維質です。味はジャックフルーツと同様に非常に甘く、蜜を舐めているようです。マレーシアの路上では果実を天ぷらにしたもの(Cempedak Goreng)も売られています。種子は、揚げたり煮たり焼いたりした後、皮をむいて、少し塩を付けて食べられます。
マレーシアのパハン州クアンタンに、Teluk Cempedakという有名なビーチがあります。
外皮は柔らかく、素手で皮を剥いて実を取り出せます。皮はとても粘着性の高い液を含んでいるので、手がネバネバ、ベトベトになり、洗ってもなかなか落ちません。そこで、ビニール手袋とかビニール袋で手を覆い皮を剥きます。
パラミツ Jackfruit
パラミツ(ハラミツ、波羅蜜、菠蘿蜜)はクワ科パンノキ属の常緑高木です。原産はインドからバングラデシュと考えられていて、バングラデシュの国の果物でもあります。パラミツはマンゴーやバナナと共に、タミル・ナードゥ州の三縁起物の果物の一つとして知られています。東南アジア(タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピン)、南アジア(インド、バングラデシュ、ネパール、スリランカ)、アフリカ(カメルーン、ウガンダ、タンザニア、モーリシャス)、ブラジル、ジャマイカなどのカリブ諸国全体、東アジアでは台湾南部や中国海南省、広東省、雲南省などで栽培されています。
英語ではジャックフルーツ(Jackfruit)、バングラデシュ(ベンガル語)ではカタール(Kathal)、インド(ヒンディー語)ではカタル(Katal)、マレー語、インドネシア語ではナンカ(Nangka)と呼ばれています。和名は漢語由来の波羅蜜ですが、ほかにマレー語のナンカを語源とする南果(なんか)とも呼ばれます。
パラミツは実生から3年で果実をつけることもあるほど生長が早いようです。幹や太い枝に連なってぶら下がる果実は世界最大の果実と言われ、長さ90cm、直径40cm、重さ40~50kgに達することもあります。これが木の幹に連なってぶら下がるのですから、木は相当強靭と思われます。木材は建材(屋根、ドア、窓)、家具、仏像、印鑑の他、楽器ガムランのドラムの樽を形成するために使用されます。また、材は仏僧の法衣などの淡褐色の染料に使われます。葉は成木では長楕円形ですが、幼木では大きな切れ込みがあります。葉と根は薬用になります。
果実の表面には数mmのいぼ状の突起があり、黄色く熟すと強烈な甘い匂いを放ちます。熟した果肉は生で食べられます。ちょっとくせがありますがとても甘いです。フルーツとしてはみずみずしさに乏しいですが、弾力性のある食感をしています。果肉はでんぷんや繊維質で、食物繊維の供給源です。食用生パラミツ100gは、エネルギーを397kJ(約95カロリー)、抗酸化ビタミンCを13.7mg程度提供します。種子は蛋白質が豊富で、焼いたり茹でたりして食べられますが味気ないです。
朝市や夜市で売られています。
英語ではジャックフルーツ(Jackfruit)、バングラデシュ(ベンガル語)ではカタール(Kathal)、インド(ヒンディー語)ではカタル(Katal)、マレー語、インドネシア語ではナンカ(Nangka)と呼ばれています。和名は漢語由来の波羅蜜ですが、ほかにマレー語のナンカを語源とする南果(なんか)とも呼ばれます。
パラミツは実生から3年で果実をつけることもあるほど生長が早いようです。幹や太い枝に連なってぶら下がる果実は世界最大の果実と言われ、長さ90cm、直径40cm、重さ40~50kgに達することもあります。これが木の幹に連なってぶら下がるのですから、木は相当強靭と思われます。木材は建材(屋根、ドア、窓)、家具、仏像、印鑑の他、楽器ガムランのドラムの樽を形成するために使用されます。また、材は仏僧の法衣などの淡褐色の染料に使われます。葉は成木では長楕円形ですが、幼木では大きな切れ込みがあります。葉と根は薬用になります。
果実の表面には数mmのいぼ状の突起があり、黄色く熟すと強烈な甘い匂いを放ちます。熟した果肉は生で食べられます。ちょっとくせがありますがとても甘いです。フルーツとしてはみずみずしさに乏しいですが、弾力性のある食感をしています。果肉はでんぷんや繊維質で、食物繊維の供給源です。食用生パラミツ100gは、エネルギーを397kJ(約95カロリー)、抗酸化ビタミンCを13.7mg程度提供します。種子は蛋白質が豊富で、焼いたり茹でたりして食べられますが味気ないです。
朝市や夜市で売られています。
17 July 2013
パパイア Papaya
パパイア(英語名: Papaya)は、パパイア科パパイア属の常緑小高木であり、その果実も「パパイア」と呼ばれます。「チチウリノキ(乳瓜木)」、「モッカ(木瓜)」、「マンジュマイ(万寿瓜)」、「パウパウ」、「ポーポー」、「ママオ」、「ツリーメロン」などと呼ばれることがあるようです。マレーシアの華人の間では「木瓜」が使われています。
パパイアはメキシコ南部を原産とし、多くの熱帯地方で栽培されています。マレーシアでは人家の庭や道端、空き地などでよく見掛けます。多年生で、茎が太くなりながらグングン伸び、10m以上の高さに成長するので、樹木と見ることができますが、茎は非常に柔らかく、強風などで容易に折れて倒れたりします。また、幹部は木質化しておらず、倒れたものが枯れると、すぐに腐って軟化するため、木ではなく草として捉えられる場合もあります。幹細胞および樹皮はロープに用いられたりします。
水平方向に真っ直ぐに伸びた茎の先に大きな葉が集中して付いています。茎が成長し長く重くなると、自重で茎の根本から折れて葉は自然に落ちます。
果実の大きさは、長さ15~45cm 直径10~30cm。果実は熟すと黄色くなり生で食べられます。外皮をナイフで剥いた後、長手方向に切り分け、中心の中空部分にある黒い種を取り除きます。道端のフルーツ屋台では、この棒状に切り分けた果肉を赤色半透明の細長いビニール袋へ入れ、底に氷が敷き詰められたプラスチック製のショーケースの中に並べられ売られています。暑い日中に冷えたパパイアを木陰や道を歩きながらパクパク食べると美味しさもひとしおです。
黒い種は食用であり、スパイシーな味を持っているので、粉砕し黒コショウの代用にされることもあります。果肉は細く切って乾燥させ、ドライフルーツにもされます。パパイヤは若い果実に卵を産むミバエのような昆虫の影響を受けやすいようです。
パパイアはメキシコ南部を原産とし、多くの熱帯地方で栽培されています。マレーシアでは人家の庭や道端、空き地などでよく見掛けます。多年生で、茎が太くなりながらグングン伸び、10m以上の高さに成長するので、樹木と見ることができますが、茎は非常に柔らかく、強風などで容易に折れて倒れたりします。また、幹部は木質化しておらず、倒れたものが枯れると、すぐに腐って軟化するため、木ではなく草として捉えられる場合もあります。幹細胞および樹皮はロープに用いられたりします。
水平方向に真っ直ぐに伸びた茎の先に大きな葉が集中して付いています。茎が成長し長く重くなると、自重で茎の根本から折れて葉は自然に落ちます。
果実の大きさは、長さ15~45cm 直径10~30cm。果実は熟すと黄色くなり生で食べられます。外皮をナイフで剥いた後、長手方向に切り分け、中心の中空部分にある黒い種を取り除きます。道端のフルーツ屋台では、この棒状に切り分けた果肉を赤色半透明の細長いビニール袋へ入れ、底に氷が敷き詰められたプラスチック製のショーケースの中に並べられ売られています。暑い日中に冷えたパパイアを木陰や道を歩きながらパクパク食べると美味しさもひとしおです。
黒い種は食用であり、スパイシーな味を持っているので、粉砕し黒コショウの代用にされることもあります。果肉は細く切って乾燥させ、ドライフルーツにもされます。パパイヤは若い果実に卵を産むミバエのような昆虫の影響を受けやすいようです。
16 July 2013
ココヤシ Coconut palm
マレーシアには約310種のヤシが原産しているそうですが、ヤシと言えば通常ココヤシを指します。果実は海水に浮かんで遠方まで流され、種子が広範囲に散布され分布を広げます。
ココヤシの木は高さ30mを超えるくらいに成長し、斜めに生えることが多いです。木の上部に直径約30cm、重量数kgの実(ココナッツ)が生ります。成熟した実は自然に落下するので、木の下は危険です。
ココヤシは、その優れた多様性から人間にさまざまな恵をもたらし、「大自然から人間への偉大なる贈り物」と呼ばれています。
若い実からはココナッツジュース(1個の実に約1リットル入っている)と透明な果肉のココナッツゼリー、成熟した実からは白い果肉のココナッツミートとココナッツミルクと椰子油が採れます。
皮の繊維はロープなど、殻は容器として用いられ、また、殻は燃料(炭)になり、燃えかすは椰子殻活性炭として消臭剤になります。花梗からは椰子蜜、椰子糖、椰子酒が採れます。
葉はケトゥパッ(チマキ風ライスケーキ)を包むのに、茎はサテイ(マレー風焼き鳥)の串に、幹は高床式住居の基柱に、根っこの繊維質は歯ブラシに使われています。
ココヤシの木は高さ30mを超えるくらいに成長し、斜めに生えることが多いです。木の上部に直径約30cm、重量数kgの実(ココナッツ)が生ります。成熟した実は自然に落下するので、木の下は危険です。
ココヤシは、その優れた多様性から人間にさまざまな恵をもたらし、「大自然から人間への偉大なる贈り物」と呼ばれています。
若い実からはココナッツジュース(1個の実に約1リットル入っている)と透明な果肉のココナッツゼリー、成熟した実からは白い果肉のココナッツミートとココナッツミルクと椰子油が採れます。
皮の繊維はロープなど、殻は容器として用いられ、また、殻は燃料(炭)になり、燃えかすは椰子殻活性炭として消臭剤になります。花梗からは椰子蜜、椰子糖、椰子酒が採れます。
葉はケトゥパッ(チマキ風ライスケーキ)を包むのに、茎はサテイ(マレー風焼き鳥)の串に、幹は高床式住居の基柱に、根っこの繊維質は歯ブラシに使われています。
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