Cempedakの木は、殆どは高さ10m程度ですが、20mに成長するものもあります。強靭、且つ耐久性があるので、家庭用家具またはボートの建築材料として頻繁に使用されています。繊維状の樹皮はロープを作るために使用されます。また、木から黄色染料を造れます。
果肉は種の周囲に付いていて、黄色がかったオレンジ色で、甘い香りがし、クリームのように柔らかですが、ちょっと繊維質です。味はジャックフルーツと同様に非常に甘く、蜜を舐めているようです。マレーシアの路上では果実を天ぷらにしたもの(Cempedak Goreng)も売られています。種子は、揚げたり煮たり焼いたりした後、皮をむいて、少し塩を付けて食べられます。
マレーシアのパハン州クアンタンに、Teluk Cempedakという有名なビーチがあります。
外皮は柔らかく、素手で皮を剥いて実を取り出せます。皮はとても粘着性の高い液を含んでいるので、手がネバネバ、ベトベトになり、洗ってもなかなか落ちません。そこで、ビニール手袋とかビニール袋で手を覆い皮を剥きます。