ペラ州イポー市の Jalan Raja Musa Aziz 沿いの Cheroh Hill という石灰岩の山の麓に、KALLUMALAI ARUL MIGU SUBRAMANIAR KOLI TEMPLE というヒンドゥー教の寺院が建っています。また、付近には、Taman D.R. Seenivasagam という公園があります。
Cheroh Hill を登っていくとインド人の住居があります。住居の周りにはたくさんの神々が祀られ、牛が飼われていました。
ヒンドゥー社会では、牛は崇拝の対象です(水牛は崇拝の対象ではありません)。インド人のヒンドゥー教、マレー人のイスラム教、中国人の仏教など、信仰心の強さにはいつも感心させられますが、日本人の神への信仰心が足りなさ過ぎるのかもしれません。
Cheroh Hill
山の麓は侵食されています。
人間の体に像の頭をもった神ガネーシャ
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