プシンはマレーシア ペラ州にある小さな町です。それは、バトゥ・ガジャ Batu
Gajah から約5km、ペラ州の州都イポーIpoh から約14キロ、パパン Papan、シプテ
Siputeh、ラハッ Lahat の近くに位置しています。プシンは中国語で「布先」と表記されます。サンウェイグループの創設者兼会長の YBhg Tan Sri Dato' Seri Dr. Jeffrey Cheah はここで生まれました。
住民の80%は客家人 Chinese Hakka であり、残りは、マレー人、インド人などです。客家人は、中国の東莞郡
Dongguan County からの移民の子孫であると言われています。20世紀の最初の数十年の間に錫鉱山で働くためにここに定住したようです。シーク教徒のコミュニティもここにあります。シーク教徒は、錫鉱山の警備員、一般の労働者、牛車
bullock cart の運転手として働いていました。
1930年代、Pusing Malay School の反対側に日本人所有のショップハウスの列がありました。これらのショップの1つは、第二次世界大戦中の来るべき日本の占領のための準備で、おそらくスパイ活動をしていた日本人カメラマンのスタジオでした。戦争前、プシンには鉄道線が通っていました。日本人は鉄道を使えなくするためにレールをはぎ取り、タイ・ビルマへそれらを船で送りました。
マレー危機の間中は、このエリアは共産主義テロ活動の温床でした。Pusing警察署への連続攻撃と12件の殺人事件により、高等弁務官
Gerald Templer は、町に$40,000の集団罰金を課し、夜間外出禁止令を施行し、共産主義者をサポートしている罰として、44日間(中国人にとって不吉な数)全てのショップを閉めさせました。おそらく、今でも町はまだ左翼共感の傾向を持っているようです。
プシンは美味しいニョニャ・クイ Nyonya Kuih で有名です。クイはマレーシアのローカルのお菓子です。海鮮料理で有名なシティアワン
Sitiawan やパンコール島 Pangkor Island で休暇を過ごす目的で、イポー市街から
Ipoh-Lumut Highway を走る途中でプシンに立ち寄り、おやつにクイを買うということもあるようです。クイは屋台で売られています。屋台は毎日正午から夕方の間だけ開いています。イポー市街でも、コーヒーショップや夜市で、布先娘惹Kuih
の出店や屋台を見掛けることがあります。
ニョニャ料理とは、マレーシアとシンガポールのニョニャ(Nyonya, 娘惹 - 海峡中国人)やプラナカン
(Peranakan - 中国系の混血、マレー人起源)の人々の手によって発展した中国料理とマレー料理の混合料理とみなされています。
奥のほうにスクールがあります。
風情の有る理髪店
奥のほうに Public Bank があります。
商店街
Jalan Pusing
Pusing警察署
商店街の脇道にクイの出店が集まっています。
手前のもち米と芋を潰して混ぜ合わせ油で焼いたクイは、中はモチモチ、外はカリカリした食感で、香ばしく美味しいです。
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