極楽洞の洞窟寺院は、"青銅仏陀の洞窟寺院"として知られています。今日、極楽洞には台湾の熟練した彫刻家による13の道教と仏教の鋳造仏像があります。洞窟はまた、中国の神を祀る神殿や様々な神を呼び物にした中央祭壇を備え、仏教信者や一般の訪問者のために平和の祈りの場所を提供します。
元始天尊(げんしてんそん)
「太元」を神格化した道教神学中の最高神。また、霊宝天尊(太上道君)、道徳天尊(太上老君)と並ぶ三清の一柱。
太上老君(たいじょうろうくん、だじょうろうくん)
別名道徳天尊(どうとくてんそん)、混元老君(こんげんろうくん)、降生天尊(ごうせいてんそん、こうせいてんそん)、太清大帝(たいせいたいてい)とも言う道教の神。道教の始祖とみなされる老子が神格化されたもので、道教の最高神格である三清の一。元始天尊の応身の神格とされ、あるいは、その十号の一つに数えられる。
通天教主(つうてんきょうしゅ)
金鰲島の最高指導者であり楊戩の父、元始天尊・太上老君と並ぶ三大仙人の一人。
地蔵王菩薩
仏教の地蔵菩薩が、仏教道教混淆の十王思想と結びつき、閻魔王と一体として死者を裁くとされる。
九天玄女(きゅうてんげんにょ)
中国神話の女神であり、道教における女仙である。
弥勒菩薩(みろくぼさつ)
仏教の菩薩の一尊である。弥勒はインドの波羅奈(パラナシー)国に生まれ釈迦仏の化導を受けて、人寿八万歳の未来においてその時代の仏陀となるという記別を受けている。日本で七福神の一柱として信仰されている布袋は、中国では、弥勒の化身とされ、下生した弥勒如来として仏堂の正面にその破顔と太鼓腹で膝を崩した風姿のまま祀られている。
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