極楽洞の裏の庭園は風景庭園賞を受賞したことがあるようです。庭師はよく手入れされた庭園を維持しています。庭園は3つの山に隣接し、2つの深い採掘池を持ち、地元の山の動物群や渡り鳥種の安全な避難所となっています。サル、トカゲ、さらには時折、山ヤギが目撃され、池には、鯉、亀やシクリッドcichlid
が生息しています。自然の生態系を尊重するため、野生生物に餌を与えることは禁止されています。
庭園は2つの池を1周するジョギング用の歩道とイポーで最長のリフレクソロジー歩道の1つを備えています。リフレクソロジーは、体のあらゆる臓器、腺、およびシステムに関連する反射神経が足の裏にあるという原則に基づいています。歩道の上を歩くことにより、指圧マッサージと安堵を与えられます。
洞窟から見る庭園の景観は正に極楽浄土です。庭園には色々な種類の観葉植物が植えられています。池の水は遠くから見ると茶色く濁って見えますが、水自体は茶色ではなく水面に茶色の藻のようなものが浮いているようでした。
洞窟の出口から眺めた庭園
庭園から見た洞窟の出口
シクリッドcichlid
リフレクソロジー歩道 裸足で歩いている人たちがいました。
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