。大伯公は客家の18世紀半ばの張李という学者で、歴史的な人物が神格化されたものです。
張李のスマトラ行きのボートは途中で風に打たれ、代わりに、その時住民50人だけのマレーシアのペナン島に上陸しました。張李がペナンに到着した日付は、1746年のフランシス・ライトの40年前であると信じられています。
張李の死後、地元の華人は、彼に大伯公 Tua Pek Kong の敬称を与え、繁栄の神として彼を崇拝し始めました。張李に捧げられた寺院と墓石は1799年に建てられました。このTanjong Tokong Tua Pek Kong Temple は、ペナン最古の中国寺院の一つです。
今日、大伯公はマレーシア全国の華人の間で崇拝されています。大伯公は部分的な身体的類似性から、しばしば、Tu Di Gong (鎮守神:特定の建造物や一定区域の土地を守護するために祀られた神)と間違えられたりしています。
シティアワンの大伯公寺院は大規模で見所満載です。壮大な彫像、アトラクション、レストラン、売店なども完備されていて、ファミリーで長時間楽しめる場所となっています。
大伯公を訪問した9月16日は「マレーシアの日」という全国的祝日でした。もともとチャイニーズは神への信仰心が強く神社は人気スポットですが、祝日も重なり大勢の訪問者が来ていました。9月16日は、1963年にマラヤ連邦とサラワクと北ボルネオ(現在のサバ州)、及びシンガポールから構成される1つの連邦国家マレーシアが成立した日です。(シンガポールはその後1965年にマレーシアから分離独立し今日に至ります。)
マラッカ海峡に面して祀られています。
虎爺公 虎は生息地を保護できるので、多くの寺院は虎の像を崇拝しています。
岩山は洞窟状になっていて、通り抜けできます。
洞窟内に祀られている仏像
岩山の裏側に亀の池があります。
場所 Tua Pek Kong Temple
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