新年快楽! 明けましておめでとうございます!
2013年2月10日は旧暦元日(旧暦1月1日)、中華圏では春節と呼ばれ一年で最も重要なイベントです。中国、台湾、シンガポールなどの中華圏国家では数日間の祝日が設定され、新暦の正月よりも盛大に祝われます。多民族国家のマレーシアも人口の約25%を占める華人系が盛大に祝います。
大晦日(2013年2月9日)の晩は家族が大勢集まり一緒に夕食を食べました。10日午前0時前後は花火と爆竹が響き渡り新年を迎えました。
旧正月には、「恭喜發財」と挨拶します。ゴンシーファツァイ gong xi fa cai(中国語)、ゴンヘイファチョイ(広東語)と発音するようですが、マレーシアではコンシーファーツァイと発音する人が多い感じです。
イポーでは、ゴンヘイファチョイもよく耳にします。また、マレー語でcaの表記はチャと発音するのでコンシーファーチャイと発音する人もいます。どう発音しようか迷っていると挨拶できないで終わることがあります。意味は「儲かりますように!」らしいです。
-
マレーシアを代表する第一次産業ば、天然ゴム、スズ、パームオイル、原油、木材などがあげられます。イギリス植民地支配下の19世紀に、マレー半島で天然ゴムのプランテーション開発が進められました。特に20世紀初頭、イギリスの資本を基に大規模なプランテーションが数多く開発されました。プラン...
-
東南アジアのムスリム人口 現在、東南アジアのムスリム(イスラム教徒)の人口は2億3362万人です。これは東南アジアの総人口の39.4%に相当します。特に島嶼部東南アジアのインドネシア、マレーシア、ブルネイでは住民の大多数がムスリムであり、イスラム教が国教的地位を占めています。...
-
イギリス植民地支配:海峡植民地 16世紀初めのポルトガルのマラッカ占領は、ヨーロッパの勢力による東南アジア植民地化の起点となりました。とはいえ、ポルトガルやオランダは、もっぱら港市マラッカを交易拠点として確保することに関心を注いでいました。こうした植民地支配の形態が変化するの...
-
マレーシアのスズ鉱産業は、1848年、ペラのラルートでのスズ鉱山開発が始まりです。イポーのキンタ渓谷からクアラ・ルンプールのクラン渓谷にかけての一帯はマラヤン・ティン・ベルト(Malayan Tin Belt)と呼ばれ、世界最大のスズ生産地として名を馳せま...
-
日本占領期、イギリス復帰 1941年12月、太平洋戦争の勃発時は、マラヤのイギリスは完全に準備ができていませんでした。1930年代、日本の海軍力が増大する脅威を想定し、彼らはシンガポールで大きな海軍基地を建設していましたが、北からのマラヤの侵攻を予想しませんでした。極東には実...