2005年5月にマレーシアに移住して直ぐに、円をマレーシアリンギに両替し銀行に定期預金しました。当時の記録を見ると、街の両替所で両替し交換レートは1RM=28.28円でした。現在のレートは1RM=29.53円ですので
4.4%リンギ高になっています。米ドルに対しては、当時1US$=3.8RMの固定レートに対し、現在は1US$=3.02RMですので
約26%リンギ高になっています。
銀行の1年定期預金の金利は2005円6月時点で3.70%でした。
現在までの金利推移(各年6月時点)は以下のようです。
2005年 3.70%
2006年 3.80%
2007年 3.70%
2008年 3.70%
2009年 2.50%
2010年 3.00% (プロモーションで3.25%タイプ有り)
2011年 3.30% (プロモーションで3.65%タイプ有り)
2012年 3.20% (3.50%タイプ有り)
2008年6月は金融不安による世界同時不況前の金利で、高金利を維持していましたが、2009年は不況の影響で下がりました。2010年以降ははマレーシア経済の回復と伴に金利も戻ってきました。
プロモーションは定期預金の新規顧客が対象で、継続者は利用できないとのこと。ただ、2011年は定期預金を一旦解約し、その後、新規に定期預金するという方法で3.65%貰えました。
通常の定期預金は、わざわざ銀行へ行き継続手続きをしなくても、自動的に更新され、利息は普通預金口座へ自動的に振り込まれるようになっています。しかし、プロモーションなんかがあるので、満期の日には銀行へ行ったほうが良いでしょう。
2012年の金利3.50%タイプは、通常のタイプ(3.20%)と比べ、契約の自動更新が無いだけです。満期日に預金は自動的に普通預金口座に振替えらます。満期日を過ぎて、新たに定期預金の契約をしないと、低利の普通預金口座で放置されてしまいます。しかし、この違いだけで金利が0.3%も違うのなら、自動更新の無いタイプを選んだほうが良いです。
11 June 2013
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