25 August 2013

Perak Stadium

ペラスタジアム Perak Stadium は、ペラ州イポー市のIpoh Garden の近くに位置しています。スタジアムは、Velodrome Rakyat (競輪場)、Indera Mulia Stadium (屋内競技場)、Sultan Azlan Shah Stadium (ホッケー)のようなペラ州を代表する選手により使用されるスポーツ施設の大半を収容している DBI Sports Complex と呼ばれる大規模な集合体の一部です。

スタジアムが建設される前、スタジアム用の敷地はマレーの緊急事態期間中(Darurat in Malay)の1949年から1959年まで、共産主義者を監禁する Detention Camp として知られている刑務所として使用されていました。

スタジアムの建設は、1964年1月に開始され、1965年6月に完成しました。当初は、10,000人の最大収容能力を持つだけでした。2回の改修により、スタジアムの収容能力は増加しました。 - 1975年(18,000人)、1993年(30,000人)。

スタジアムは、FIFA U-20 World Cup のために、1997年に更にアップグレードされました。1999年にはペラ州政府によるRM1,949,000のコストで更に改装されました。それは今日までスタジアムの一般的な維持管理を監督するイポー市議会 Majlis Bandaraya Ipoh の管理下に置かれました。

スタジアムは、FIFA標準のサッカー場と IAAF認定の合成ランニングトラックを特徴としています。スタジアムはまたモノクロ映像マトリックススコアボードも持っています。スタジアムは特別観覧席と通常の座席の2つの座席タイプがあります。正面特別観覧席のみ、自然の要素(雨, 暴風雨)から守られています。

1997年のアップグレード以来、スタジアムの収容能力は42,500人(サッカーの場合は35,000人)となり、新聞記者席やペラ州スルタンにより通常使用されるVIPエリアを誇ります。日本が1998年FIFAワールドカップ初出場を決めた日本-イラン戦が行なわれたジョホール・バルのラーキン・スタジアム(Tan Sri Hassan Yunus)より少し大きいです。ラーキンスタジアムの収容能力は、30,000人。
<参考> Stadiums in Malaysia

ジョホールでの日本-イラン戦は、以前勤めていたマレーシアの日系会社に赴任して約1ヶ月後に行なわれ、会社の日本人スタッフ全員で観戦に行き、興奮したのを覚えています。日本からもシンガポールのチャンギ空港経由で大勢のサポーターが来ていました。マレーシアであんなに沢山の日本人を見たのは、後にも先にもこの時以外ありません。ジョホール・バルの歓喜として語り継がれているこの試合は、今でも海外で日本人サポーターが集結した最高記録だそうです。

今日、スタジアムは定期的にはサッカー以外のイベントに使用されません。散発的に、軍事バンド大会や学校の運動会などのイベントが開催されています。

スタジアム所有者: Majlis Bandaraya Ipoh
スタジアム借用者: Perak FA (マレーシアサッカーリーグ所属)が、ホームスタジアムとして使用しています。

Perak Stadium







Perak Stadium とその周辺



Indera Mulia Stadium (屋内競技場)

Sultan Azlan Shah Stadium (ホッケー)


バドミントン

テニスコート

ショートトラック



競泳場

競泳場内には市民が利用できるプールが併設されています。


Sabar Menanti Restaurant スイミングプールの隣にあります。