博物館は、1926年に裕福なスズ鉱夫により住居として建てられたコロニアル調の建物です。今では、スズの採掘、自然の歴史やイポー市の歴史的遺物の興味深いコレクションを収容しています。訪問者はまた、先の第二次世界大戦中に所有者によって造られた、建物内の地下の防空壕を探索することができます。
1階はイポーの歴史、特にスズの産出や輸出入についての展示をはじめ、日本占領時代の写真、民具などが展示され、2階は熱帯林の風景の立体模型(ジオラマ)や、昆虫、蝶や蛾の標本などが展示されています。1階は土足で入館できますが、2階は土足厳禁で階段を上る前に靴を脱ぎます。
館内は残念ながら写真撮影禁止です。屋外展示物の画像を以下に掲載します。スズ鉱産業関連の展示物はこちらのページに掲載しています。
大きなウミガメの展示物が目を引きました。
装甲車が展示されています。
博物館の展示物の説明は全てマレー語です。この装甲車はポリスがV.I.Pの護衛に使用していたのかな。装甲車は展示用に黒く塗り直したようです。
世界大戦時にも使われたようですが、兵士は過酷な環境で戦っていたのですね。
装甲車は鉄の塊なので、マレーシアでは車中は暑かったでしょうね。
裏庭にもきれいな観葉植物が植えられていました。